Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 29

カープ 懐かしの時代(2)~悲願の初優勝~

カープファン40周年記念イベント、第2回です。今回は「悲願の初優勝」編です。(すみません連チャンで・・)おさらいですが、ここまでの5年間の成績は「4,4,6,6,6」です。いくら球界初めてのメジャーリーガー出身監督だとしてもこの時点で「目標は優勝!」と言ったら笑われますよね。しかも、前年最多勝(20勝)をあげた若きエースが交通事故でシーズン絶望・・となったらなおの事です。何度振り返っても、この年は神様が味方したとしか思えないシーズンでした。「世の中、こんなこともあるんだ・・・」歓喜の中で、そんなことをぼーっと考えてました。◇悲願の初優勝ルーツ監督が就任して、次々とトレードが敢行されます。大下さんの加入は、素直に嬉しかったんですが、投手陣のトレードは不安いっぱいでした。四本柱の3人(安仁屋、大石、白石)の放出は、いくら若手が出てきたとはいえ、信じられない出来事でした。そして、代わりにやって来たのが宮本幸信、渡辺弘基、若生智生投手です。○宮本幸信カープ球団史上、初めてのクローザーです。管理人にとっては「目からウロコ」でした。リリーフエースの存在が、これほど有り難いものだとは・・・同時にセットアッパーの渡辺弘基さんもやって来て、これまた大活躍。今で言う「勝利の方程式」が完成です。「これが勝つ野球なのか・・」と実感しましたね。○池谷公二郎ある意味、1975年の救世主でした。前年最多勝の金城投手が、交通事故でリタイア。ぽっかり開いた穴を、見事に埋めたのが、前年2勝の池谷さんでした。若さ溢れるピッチングというのが、ぴったりでした。ストレートに勢いがありましたね。管理人、幸いにもこの年、市民球場で初観戦。池谷さんのピッチングを生で見ましたよ。完投勝利だったと思うんですが、それにしても球速かったですねぇ・・この年、怒涛の18勝、まぎれもない「救世主」でしたね。○ホプキンス伝説のホームランも有名ですが、シーズン中もここ一番に強かったですね。あとで打率見て、「こんなに低かったの?(.256)」とびっくりです。今で言う得点圏打率が高かったんですかね?「助っ人外国人」が、本当に「助っ人」だと感じた選手でしたね。もう一人のシェーンも優秀で、最後まで打撃10位くらいの成績を残し、中軸を支えました。思えば、前年までは良い選手はいてもひ弱で、打線は頼りなかったですね。それが、助っ人二人の加入で一気に頼もしくなりました。浩二さんの覚醒も、それと無縁ではないんでしょうね。○金城基泰前年最多勝、まだ23歳。同い年の佐伯と並ぶ未来のエースは、このシーズンの期待の星でした。ルーツ新監督による、新生カープの船出のまさにその時、「金城、交通事故で今季絶望」ファンは絶望に近い悲鳴を上げました。「また今年もか・・」しかし新生カープは踏ん張りました。危機感と予想最下位をバネに、優勝戦線に踏みとどまります。そうして、投手陣に疲れが見えた頃、金城投手は帰って来ます。中日とのマッチレース、ひとつも負けられない試合が続く中、待ちに待った最多勝投手の復活は、カープを甦らせます。そして10月15日、外木場投手の後を受け、最後のマウンドに上がったのは金城投手でした。この年の金城投手の成績は、わずか27イニングに過ぎません。しかし、初優勝には、なくてはならないキーパーソンだったと思います。ここに書いた4名は、初優勝に欠かせない「救世主」たちです。優勝の為に必要な選手を暗示してますね。「助っ人外国人」「移籍選手」「若手の台頭」「復活」この4要素が揃ったからこそ、悲願は叶ったと思います。救世主・・出てくれるといいですね。初優勝ネタは、書きだすと止まりません。(^_^;)最後に管理人お気に入りのYouTube動画を紹介して終わります。 http://www.youtube.com/watch?v=3xril1obHmI すでに見られた方もおられると思いますが、何度見ても泣けますよ。この中で衣笠さんが言ってます。「結局ルーツは最後の最後まで『君達は優勝できる』と言い続けた」確かにいろんな手を打ってますが、最後はここなんでしょうね。監督の信念ですよ。「笑われても優勝目指す!」(野村謙監督)だったら、ファンはそれを信じて後押しするしかないですよね。大声援という最大の武器で・・では・・・

Viewing all articles
Browse latest Browse all 29

Trending Articles